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2017年3月19日 (日)

当ブログタイトル由来

当ブログのタイトルはご覧の通り「もしもしあたりRICAさん」と言います。某友人に「いい年してRICAちゃんかい」と突っ込まれましたが、いえいえ「りかちゃん」ではない。(「りかさん」です。梨木香歩の『りかさん』を読んだとき、なるほど!と大人っぽく改名したのです。)
それにしても、「おいおい」なタイトルだとは思います。
しかし、これにはそれなりに歴史があり、私なりに意味も込めておりますので、よろしかったら読んでください。

私はちょうど一年前まで、都内の私立校で国語の講師を務めていました。「国語の先生」として、授業内では語りきれなかったこと、派生して伝えたくなったことなどがどんどん湧いてくるので「これでもこくごかつうしん」という角書き付きで「もしもしあたしRICAちゃん」という手書きの通信を発行し始めました。あくまでも授業を担当しているクラスの生徒対象で講師仲間や親しい先生数人に配るだけの、読者限定手作り通信でした。
本当に気まぐれに出すので、1年で数枚の年もあれば、多くても十数枚だったか・・・・・・。
それをまとめたもの、梨の木舎から2冊出していただいております。(『もしもしあたしRICAちゃん』1996年、『りかちゃんの国語科通信』2008年)

この通信、誰に頼まれたわけでもなく細々と続いたのは、たま~に「RICAちゃん」出ないの?とか「楽しみにしてる」とか嬉しいことを言ってくれる生徒や大人がいたからなのです。

去年、この通信を出し続けていた学校を離れることとなりました。
在職年数と共に巻を重ね、いつしか、第29巻になっていた通信も自ずと終巻となりました。
ところが、年賀状に、「もしRICA」書いてとひと言添え書きをしてくれた方がいらしたのです。29年間、そういうひと言に背中を押されていた私、はっとしました。
また、去年、通信のスタート期に出会った生徒から、SNSで連絡が入ったという嬉しいびっくりがありました。

そして、
今年度から短大に職を得て、卒業していく学生から、これからもお薦めの会や本の情報が欲しいと言ってもらい、

ああ、巣立っていった生徒、学生たちにも語りかける場所を開いておくことは必要なのではないか、そう思ったわけです。

厚労省は保育所の運営指針の2018年度からの改定案に、3歳児以上の幼児を対象に国旗と国歌に「親しむ」と明記したとそうです。

現政権は、塚本幼稚園的な教育や保育を主流にしたがっています。教育勅語への猛烈なアンチとして、日本国憲法の理念実現のために制定された「教育基本法」(1947年)を、「愛国心」を盛り込んだ復古的な内容に改訂したのは、第一次安倍政権。2006年のことです。

これから保育や教育の現場に出て行く若者は、都立高の教員が「日の丸・君が代」に苦しめられているような状況に、嫌でも立たされることになるでしょう。

私は、彼女ら彼らの闘いに、かすかでも力になりたい。せめて、心を寄せていると、味方だと表明しておきたい。

そんな思いで、生徒に語りかけるために始めた通信のタイトルを、ブログのタイトルにします。

そこで、明日のこと。

3月20日 午後1時半スタートで 以下の学習会があります。

児童文学評論家藤田のぼるさんによる講演「児童文学と教科書をめぐって」と、親子読書運動の広瀬恒子さん、絵本作家の和歌山静子さん、児童文学作家きどのりこさんによるシンポジウム 「子どもの本の可能性    幼年に平和は伝えられるか」

file:///C:/Users/RICA/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/CKX1YOQT/kodomonohon.pdf

きっとたくさんの方がご来場だと思います。

もっとはやく宣伝しろよあたし、だと思います。

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